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米野球殿堂入りを果たしたマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が、自身のコレクションをすべて殿堂博物館に寄贈する予定だと、前殿堂博物館館長のジェフ・アイデルトン氏が明らかにした。14日付のESPN電子版によると、アイデルトン氏がポッドキャストに出演して明かしたもので「イチローは人生のずっと先で、個人的コレクションすべてを寄贈する3人目の選手になりたいと話している」という。
米野球殿堂に個人のコレクションをすべて寄贈した選手はこれまで通算755本塁打を記録し歴代打点王に君臨するハンク・アーロン氏と通算311勝を挙げたトム・シーバー氏の2人だけで、アイデルトン氏は「その2人の足跡をたどりたいと望むことで、イチローは野球殿堂の至高に到達する」と話した。
イチロー氏は1月に発表された野球殿堂入り投票で満票にわずか1票届かなかったものの、99・7%の史上2位タイの得票率で資格1年目で選出。7月27日にニューヨーク州クーパーズタウンで殿堂入り式典が行われる。