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FC東京の日本代表DF長友佑都(38)がプロ18シーズン目に臨む。15日のJ1開幕節、敵地横浜FC戦に向けて14日、都内で調整した。
クラブは今季、松橋力蔵監督(56)を迎えて、新たな体制で新シーズンに挑む。ベテランDFは「すごくいいキャンプもトレーニングできて、コンディションもすごく上がってきたのを実感してるから、楽しみでしかない」とギラついた。
昨年の開幕戦のセレッソ大阪でフル出場し、好パフォーマンスを披露。視察に訪れた森保一監督(56)への猛アピールに成功し、3月シリーズの日本代表に22年ワールドカップ(W杯)カタール大会以来の選出を果たした。
今でもその試合は記憶に残っている。「そのぐらいのインパクトを残せる、やっぱり代表選手だなと思わせるような活躍をしないとW杯という自分の夢にも繋がっていかない」と決意を語った。
5度目のW杯出場へ。残り1シーズンとなった。昨年は3月以降、全ての代表活動に呼ばれたが、アジア最終予選では出番0に終わった。今季に懸ける思いは強い。
「僕は代表を応援しに行ってるわけじゃないし、モチベーターとしていってるわけじゃないんで、選手をしてやっぱりそこに食い込んでいく、W杯のピッチに立つ、そこでチーム貢献するっていうことが僕の全てなんで、そのためにはやっぱりこの1年、代表にふさわしいプレーを、というところと、おっさんいらないと言ってる人たち、僕のことを批判する人たちさえも、あいつやっぱ必要だな、選手をしてもいろんな意味において必要だなと言わせたいですね」
多くの監督の元、プレーしてきた。新たなスタイルを東京にもたらす新指揮官の求めるサッカーにもフィットする自信と確信がある。経験豊富な一方で、緊張感は失っていない。「何度経験してもやっぱ緊張するし、ドキドキする部分もあるし、それがないとむしろ不安も含めてですね、それもないとなんか面白くないなと思っているんで、これがある以上はプロを続ける」。長友の新シーズンがいよいよ幕を開ける。【佐藤成】
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