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中日の橋本侑樹投手(27)、細川成也外野手(26)が14日、3月の侍ジャパン強化試合(5、6日オランダ戦・京セラドーム大阪)に選ばれた。2人とも初の日本代表となる。
橋本は昨季、中継ぎとして自己最多47登板、3勝1敗5ホールドと開花した。「自分の武器はまっすぐとスライダー。自分の武器をしっかり出して、結果を出してアピールしたい」と、180センチの長身から投げ込む150キロ超の直球とスライダーを、どんどんと投げ込んでいく。「左のリリーフとして、途中からでも1イニングでもロングでもいけるのが強み」と、使い勝手のよさも登録メンバーが少ない国際試合ではプラスとなりそうだ。
細川は井端弘和監督(49)から、試合を決める長打を期待され選ばれた。初の日の丸に「2年前は現役ドラフトだった。想像つかなかったですね。頑張ってきてよかったなと思います」と笑顔。現役ドラフトで移籍した23年から中日で2年連続20発以上と素質が開花。苦労人だけに喜びもひとしおだった。