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【日本ハム】マイカ与那嶺と育成契約「与那嶺という名に恥じぬように」大伯父はウォーリー与那嶺


日本ハムが、ハワイ出身のマイカ与那嶺捕手(24)と育成契約を結び、背番号「150」を発表しました。マイカ選手は、昨年の米独立リーグで好成績を収め、打撃が強みです。日本での野球キャリアを積む彼には、大伯父である与那嶺要夫妻の名に恥じない努力が期待されています。与那嶺要は1950年代に巨人や中日で活躍し、日本球界に影響を与えた伝説的選手です。背番号「150」は、故郷ハワイを象徴するものとして選ばれました。栗山CBOも、日本と共通のルーツを持ちながら日米両方で成功した選手の例として、マイカ選手に大きな期待を寄せています。彼の今後の飛躍が日本ハムで期待されています。

日本ハムと育成契約を結んだマイカ与那嶺は背番号「150」を披露する(撮影・足立雅史)

自身のルーツを背負ってジャパニーズドリームをつかむ。日本ハムは14日、昨秋のエスコンキャンプに続いて2軍の沖縄・国頭キャンプにテスト生として参加していた米ハワイ出身のマイカ与那嶺捕手(24)と育成契約を結んだと発表した。15日から1軍の沖縄・名護キャンプに合流する予定だ。

名護市内のチーム宿舎で入団会見に臨んだ与那嶺は「(昨年の)秋季キャンプで(獲得)見送りになったので、再度(今春キャンプに)招待されて実際に契約をいただけるっていう話を聞いた時はほんとにびっくりしました。興奮しております」と笑顔を見せた。

お披露目された背番号は150。「ハワイ出身ということに誇りを持っていて、ハワイがアメリカ合衆国の50番目の州なので150番を選ばせていただきました」。故郷にちなんだ3ケタ番号を選んだ。

打撃が売り。昨年は米独立リーグのボイシ・ホークスで96試合に出場し、打率3割3分8厘、24本塁打、96打点をマークした。ポジションは捕手だけでなく一塁などもこなす。大伯父は主に1950年代に巨人や中日で活躍し、中日では監督も務めた「ウォーリー」の愛称でも知られる与那嶺要さん(故人)。当時は米国仕込みの豪快なスライディングで日本球界にも大きな影響を与えた。野球殿堂入りも果たしたレジェンドの家系の1人として「大伯父のプレッシャーはもちろんあるけど、与那嶺という名に恥じぬように頑張っていく」と話した。

会見に同席した栗山CBOは「癖のない打ち方で、あれだけしっかりバットを振っていく姿にすごく可能性を見いだした」と評価したポイントを説明。さらに侍ジャパン監督として臨んだ23年WBCで招集し、大活躍を見せた日系米国人のヌートバーを引き合いに「自分のルーツに日本が入っているのは、僕はすごく大事なことだと思っている。マイカ選手が(ヌートバーのように)すごく一生懸命やってくれる姿は何か大きなものを成し遂げてくれる」と期待した。【木下大輔】

◆マイカ与那嶺(まいか・よなみね)2000年(平12)10月10日、米ハワイ・ホノルル生まれ。元中日監督の与那嶺要氏は祖父の兄。イオラニ高から19年ドラフト29巡目でフィリーズに入団し、22年まで在籍。メジャー経験はなく、マイナー通算128試合出場、打率2割2分2厘、4本塁打、45打点。23年は米独立リーグのウィンディシティ・サンダーボルツ、24年はボイシ・ホークスでプレー。190センチ、99キロ。右投げ右打ち。

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