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【ロッテ】藤岡裕大キャプテンのプレッシャーなし「でも試合に出続けないといけない」/インタビュー


ロッテマリーンズの藤岡裕大選手が、2年ぶりに復活したキャプテン制度の下でキャプテンに任命され、日刊スポーツのインタビューに答えました。藤岡選手は、中学校以来のキャプテン経験であることを認めつつ、自分自身とチームの成長を目指す意気込みを見せました。キャプテンを務めることによって、グラウンドでの集中力を高め、勝つことの楽しさを仲間と共有したいと考えています。彼は、今季の個人目標として143試合の全てに出場することを掲げていますが、チームの優勝を目指すことを最大の目標としています。過去には4人のキャプテンが1年で任を解かれており、藤岡選手がこのジンクスを打破し、ロッテをリーグ優勝に導けるかが注目されています。

キャプテンとしてチームを引っ張るロッテ藤岡(撮影・宮地輝)

<番記者プロデュース>

ロッテに2年ぶりのキャプテン制度が復活した。吉井理人監督(59)から指名されたのは藤岡裕大内野手(31)。新主将が日刊スポーツの単独インタビューに応じ、キャプテンとして迎えるシーズン、自身の今後やチームへの思いなどを語った。【取材・構成=星夏穂】

   ◇   ◇   ◇

-キャプテンとして迎えるキャンプは

変わりはないです。肩書ついただけなんで。

-キャプテンの経験は

中学校以来ないんで。その時は何をするっていうことなかったんで、久々の経験なので、何すればいいかわかんないですけど、自分もキャプテンマークをつけて、日々成長できればなと思ってます。

-他球団もキャプテンを置かないところも多い。置く意義は

グラウンドではしっかりやらないといけないなと思いますね。グラウンド出たらいいかなと思ってますね。いいかなじゃないですけど、よりグラウンドはやっぱり気引き締めてやらないといけないなと思います。

-オンとオフでわける

全部きちきちしてると周りも気を使いますし、しんどいと思うんで、そうはなりたくないなと思います。楽しい雰囲気でやりながらもちゃんとやることはやるし、まずはみんなが同じ方向を向いて戦えるような声がけをしたいなと思いますね。

-吉井監督は「チームのために頑張る気持ちが見えた」と。そう思うようになったのは

最初は自分のことで精いっぱいでしたけど、やっぱり勝たないと面白くないし、優勝を経験してみたいっていうのは、年重ねてきて思うようになった。それはすごい思います。とにかく優勝したいとは思います。

-具体的にプロ何年目ぐらいに

30歳とかからですかね。吉井さんが監督になる前の年はけがとかで二十数試合しか出られなくて。吉井さんがもう1回チャンスくれて試合に出られるようになって、そこはすごい恩感じてます。もう終わるかもしれないと思った時に、もう1回チャンス来たんで、本当に一生懸命やろうと、このチャンス無駄にしたらもう終わっちゃうなって思ったんで。まず自分のことを一生懸命やりましたけど、その中でやっぱり勝たないと意味ないなって、そこからですかね、勝ちたいと思うようになったのは。

-壁にぶつかった時はどう考える

自分がほんとに思ってるのは、いつ終わっても後悔ない野球人生を送るってことがまず大事。もう折り返してますし、いつ終わるかわからない年齢になってきてるんで、そこは後悔ないように過ごしたいなってすごい思っている。その中で、まだ優勝してないから優勝したいっていうのはすごいあります。

-監督から電話でキャプテン就任を伝えられた。かけられた言葉は

「今年からキャプテンやってくれるか」と言われたので、「頑張ります」っていう感じです。

-キャプテンマークは「キャ」でいくぞと

そうそう、そうですね。

-その可能性もある

それだったらやらないですよ(笑い)。

-チーム改革していきたい

そこまでないです。ほんとにいいチームだとは思うんで。けど、勝ててないんで、甘さはまだあるかなとは思ったりしますけど、それはもう1人1人が気づくと思う。若い子も実力つけてきてますし、優勝するまでは遠くないんじゃないかなと思ってるんですけど、現役の間に優勝したいなと思っています。

-キャプテンの難しさやプレッシャーは

全然。でも、試合に出続けないといけないなって思いますね。グラウンドに立ち続けられるように、とは思います。

-思い描くキャプテン像

それは特にないんですけど、あまり言葉がうまい方じゃないので姿で見せていけたらなと思ってます。

-今季の意気込み

本当に勝つことだけ。個人としてはほんとに143試合グラウンドに立ち続ける、スタートから出続けるっていう目標ですけど、チームとしては本当に勝つ、とにかく勝つってことですね。

◆ロッテの千葉移転以降の主将 藤岡で8人目。98年フランコは3年ぶりに復帰した際に日本初の外国人主将となり、開幕時での39歳は最年長。今季の藤岡は2番目の31歳。在任期間は14年から4年間務めた鈴木(現楽天)が最長で、逆に4選手が1年で任を解かれている。就任1年目でリーグ制覇を達成した主将はゼロで、藤岡がジンクスを破り、初年度でチームを05年以来のリーグ優勝へけん引できるかにも注目だ。

◆藤岡裕大(ふじおか・ゆうだい)1993年(平5)8月8日、岡山県生まれ。岡山理大付から亜大に進学。その後、トヨタ自動車では社会人日本代表に選出。17年ドラフト2位でロッテ入団。昨季は遊撃から二塁にコンバートとなり、90試合に出場。80安打29打点5本塁打を記録した。今季年俸は8500万円(推定)。178センチ、86キロ。右投げ左打ち。

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