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【C大阪】新主将の田中駿汰「優勝するための最初の試合」14日の大阪ダービー開幕戦へ自然体


セレッソ大阪の新しいキャプテンとしてMF田中駿汰が就任しました。開幕戦での大阪ダービーに向けてオンラインで取材に応じ、本音ではリーグ優勝を見据えた1試合に過ぎないとしつつも、大きな注目が集まることに気合を入れると語りました。田中は、札幌での経験を活かし、精神的に安定したプレーと周囲との適度な距離感を保ちながら、チームをリードする姿勢を示しています。新監督のパパス氏の下、攻撃的サッカーを志向しており、2年連続開幕ゴールへの期待も高まっています。

C大阪田中(24年8月撮影)

新生セレッソ大阪の主将に就任した元日本代表MF田中駿汰(27)が13日、14日のJ1開幕ガンバ大阪戦(パナスタ)に向け、オンラインで取材に応じた。

今季のJリーグは、金曜日の夜にこの1試合だけで開幕する。より特別となる大阪ダービーに、田中は「注目度は高いし、今年はすごく気合が入る」とコメントした。

ただ、本音は「リーグ優勝するための最初の試合がダービーというだけで、自分たちは勝って、しっかり流れをつくっていかないといけない。頑張りたい」と説明。ジュニアユース時代に在籍した古巣G大阪への過度は意識はない。

北海道コンサドーレ札幌から移籍2年目の田中の魅力は、常に安定した精神状態でプレーし、誰に対しても同じ距離感で接することができる人間性だ。小学6年生以来の主将就任にも、肩肘を張るつもりはない。

札幌に在籍した23年までのプロ4年間は、当時主将だった背番号10、MF宮沢裕樹(ひろき、35)のプレーで引っ張る姿に影響を受けた。C大阪で同じ背番号を選択したのも、大先輩の存在があったからだ。

この日も自身の進む主将像に触れ、「声で引っ張るのも必要」といいつつ「札幌では裕樹さんをずっと見てきた。いろんなタイプの主将があるが、自分もそんなに声で引っ張る立場ではない。(新たに就任したパパス)監督からも変える必要はないと言われたので、僕らしく」と話した。

移籍1年目の昨季、主にボランチを担った田中は37試合に出場し、フィールド選手最長の3287分プレー。欠場した1試合は累積警告によるもので、今季も引き続いてピッチのど真ん中に立ち続ける。

パパス監督が目指す攻撃的なサッカーに、背番号10は「すごい順調にチーム作りができていると思う。100%まではいかないが、限りなくそこに近づいている」と手応えはある。

C大阪デビューとなった昨季の開幕戦(FC東京戦)は、本拠地ヨドコウでゴールを記録。新指揮官はポジションに関係なく、どの選手も得点を狙う意識付けを進めており、J1通算171試合11得点を誇る田中の2年連続開幕弾も、十分期待できそうだ。

◆田中駿汰(たなか・しゅんた)1997年(平9)年5月26日、大阪・岸和田市生まれ。G大阪ジュニアユース、履正社、大体大から20年札幌入り。大学4年時の19年にU-22日本代表でトゥーロン国際出場、同年ユニバーシアード日本代表で三笘らと金メダル獲得、日本代表としてE-1東アジア選手権香港戦で国際Aマッチデビュー。24年C大阪に完全移籍し初めて背番号10を選択、37試合3得点の活躍。J1通算171試合11得点。25年から新主将就任。183センチ、73キロ。

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