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<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):セルティック1-2Bミュンヘン>◇12日(日本時間13日)◇決勝トーナメント・プレーオフ第1戦◇グラスゴー
セルティックの日本代表FW前田大然(27)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)相手にゴールを奪った。
2点を追う後半41分、右CKからゴール前で浮き球のルーズボールとなったところ、韓国人FWヤンが右足シュート。ゴール前中央に入って射た前田が頭で押し込んだ。今大会4得点目で、日本人選手の1大会最多得点となった。
また、これで公式戦4試合連続ゴールとなり、この4試合は7得点と当たりに当たっている。今季公式戦の得点数も22になった。
前田は1月22日の1次リーグ第7戦のヤングボーイズ戦で退場となり、3試合の出場停止処分を科されていた。本来ならBミュンヘン戦2試合は欠場となるはずだったが、処分が1試合に軽減されて第8節のアストンビラ戦のみの欠場で済んだため、この日はフル出場で躍動した。
後半29分にも快足を飛ばして相手のGKノイアーへ出たバックパスを鋭くカット。右へ抜けだし無人のゴールを狙ったが、角度がなく左に切れた。
試合は1-2で敗れたが、18日(日本時間19日)の第2戦の逆転へ期待を持たせた。セルティックはMF旗手怜央(27)もフル出場。左のインサイドハーフとして巧みなボールさばきで攻撃のリズムを作ったほか、後半36分にはゴール前へ進入し、左足でシュートを放った。相手選手にブロックされてゴールとはならなかったが、いつもながらの安定したパフォーマンスを見せた。