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【清水】「あの国立」知る新加入中原輝「楽しみ」古巣東京Vとの開幕戦「必ず勝って帰ってくる」


Jリーグが開幕を迎えるにあたり、清水エスパルスの新加入選手、中原輝が注目を集めている。中原はかつて所属していた東京Vとの対戦を心待ちにし、「必ず勝って帰ってくる」と意気込んでいる。彼は清水の右サイドハーフとしての活躍が期待され、精密な左足のキックが新たな武器として注目されている。中原にとって、東京Vとの試合は特別な意味を持ち、静岡市での練習でも高揚感を表していた。彼は昨シーズン、東京Vに在籍してJ1昇格に貢献したが、今シーズンは清水での新しいシーズンに向け力強いスタートを切る決意を示している。なお、清水のスポンサー激励会も行われ、クラブの結束がプレシーズンに強調されている。

古巣との対戦を心待ちにする清水中原

25年のJリーグが14日に開幕する。日刊スポーツでは静岡県勢4クラブ(清水、磐田、藤枝、沼津)の注目選手を紹介。3季ぶりJ1復帰の清水は、新加入レフティーのMF中原輝(ひかる、28)が、因縁の開幕戦(16日、国立)でぶつかる古巣東京Vの撃破を誓った。J2は磐田がMF倍井謙(23)藤枝がMF金子翔太(29)が攻撃のキーマンになる。J3沼津はMF森夢真(23)が2年連続の「開幕1号」を狙う。

   ◇   ◇   ◇

中原にとって、これ以上ない舞台が整った。今季の開幕戦は23年シーズンに在籍した東京Vが相手。12日は静岡市内での非公開練習で調整し「楽しみな気持ちが1番」と胸を躍らせた。

会場の「国立」も特別な場所だ。東京Vに在籍した約半年間で、リーグ戦は16試合出場5得点。「濃い時間だった」と振り返った期間の集大成はJ1昇格だった。23年12月のプレーオフ(PO)決勝にも出場し、チームの16年ぶりJ1復帰に貢献。その対戦相手が清水だった。POでは「逆の立場だった」と夢を阻んだ側が、今季は清水の一員としてピッチに立つ。「知っている選手も多い。国立でやれるのは燃えるものがある」と闘志をたぎらせた。

東京V退団後は鳥栖に移籍し、今季から清水へ。チーム始動後の実戦では右サイドハーフを主戦場にアピール。セットプレーのキッカーを任されるなど、正確な左足のキックは新たな武器になっている。自身も「フィットしている感触はある」と手応えを強調した。

クラブにとっては3季ぶりのJ1。サポーターも心待ちにしていた舞台が、あの国立で幕開けする。23年のPO決勝は、勝てばJ1昇格だった一戦で無念のドロー。1点リードの後半追加タイムに追いつかれる悪夢を味わった。天国から地獄に突き落とされたピッチでの再戦。中原も国立でのプレーはPO以来だといい「今は清水の選手として結果を求めたい。必ず勝って帰ってくる」。オレンジ戦士として聖地に立つ期待の新戦力が、次は清水に歓喜をもたらす。【神谷亮磨】

◆中原輝(なかはら・ひかる)1996年(平8)7月8日、熊本県生まれ。ルーテル学院高から駒大を経て19年にJ2熊本入団。山形、C大阪、東京V、鳥栖から今季、期限付き移籍で清水に加入。Jリーグ通算184試合21得点。利き足は左。169センチ、66キロ。

○…清水のスポンサー激励会が12日、静岡市内のホテルで行われ、選手とスタッフ、反町康治ゼネラルマネジャーらフロント陣も出席した。クラブスポンサー約75社とクラブ後援会員、サッカー関係者ら計220人を招待。山室晋也社長は「今年もワンファミリーとなって結束し、皆さんと感動と喜びを共有できればと思います」とあいさつした。

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