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ロッテは10日、前マリナーズのオースティン・ボス投手(32)の入団を発表した。
アメリカ出身の身長186センチ右腕で、昨季は中継ぎで自己最多となる68試合に登板。2勝5敗15ホールド、防御率3・69を残した。メジャー通算では7年で17勝19敗、防御率4・70。近年はリリーフを担っているが、先発の経験もあり、本人も先発を希望している。ロッテも先発で起用する方針だ。
ボスは「2025年シーズン、先発としてのオファーしてくれた千葉ロッテマリーンズに入団することを決めました。マリーンズという若い、力のあるチームで、1年間ローテーションを守り、優勝のピースになれるように全力で頑張ります!」と意気込みを語った。
吉井理人監督(59)は「2022年にメジャーで17試合、先発をしている投手で本人も先発希望ということでローテーション投手として考えています。ストレートが強くコントロールもよく、必要な場面で三振をとれる非常にタフな投手だと思います。1年間を通してローテーションで投げてくれることを期待しています」とコメントした。