starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【阪神】支配下枠狙う福島圭音が気迫ヘッスラ三塁打「あとは盗塁」アピールも気は緩めず


阪神タイガースの育成選手、福島圭音外野手が紅白戦で三塁打を放ち、気迫のヘッドスライディングで観客を沸かせました。彼は岡留投手から146キロの直球を一塁線に打ち込み、守備がもたつく中、三塁まで駆け抜けました。支配下昇格を目指し、この試合に強い思いを抱えていた福島選手は、全身土まみれで三塁ベースに飛び込む姿にスタンドが大歓声を送りました。昨年の悔しさを胸に、彼はさらに盗塁技術を磨くことを目指し、目標の背番号を手に入れるまで気を緩められません。

紅白戦の5回、三塁打を放ちヘッドスライディングする白組福島(撮影・藤尾明華)

支配下昇格を狙う阪神育成の福島圭音外野手(23)が、気迫のヘッドスライディングで沸かせた。守備から途中出場し、5回先頭の初打席。岡留に対して初球から勝負を仕掛けた。146キロの真ん中直球を振り抜き、一塁線を破る長打コース。右翼手がもたつくのを確認すると、一気に三塁に向かった。

「いいところに転がってくれた。二塁手前で(ボールを)弾いたのが見えた。そこはいい走塁だった」

青柳がフィリーズに移籍したことで支配下登録枠が一つ空いた。ベタンセスら育成ライバル勢と1枠を争う中、この紅白戦にかける思いは誰より強かった。最後は土まみれになりながら三塁ベースに頭からダイブ。全身からにじむ気合は伝染し、この日1番とも取れる大歓声が球場を包んだ。

「(歓声は)去年が懐かしいというか、そういう感じだったんですけど。でも今のままじゃダメだと思うので。もっともっとやらないと、という感じです」

快足が武器の育成2年目。昨春も新人ながらキャンプ途中から1軍宜野座合流を果たした。しかしオープン戦で盗塁のスタートをなかなか切れずアピールに失敗。1年前の悔しさを持ち続けているから、この日も簡単に満足はしない。

「内容的には良かったけど、あとは盗塁できれば。スリーベースはしょっちゅう打てるものじゃない。あとは走塁ですね」

目標の2桁背番号をつかむまで、気を緩めない。【波部俊之介】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.