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大谷翔平とドジャースに追い風、ルール改正で開幕から「二刀流選手」登録可能に 投手枠にゆとり


大谷翔平選手が所属するドジャースは、二刀流ルール改正により、今シーズンの開幕から彼を「二刀流選手」として登録できることが判明した。改正前のルールでは、前シーズンか当シーズンに二刀流としての実績が必要だったが、新ルールでは前々シーズンまで実績をさかのぼれるようになった。この改正により、ドジャースは投手登録人数に余裕ができ、6人の先発ローテーションを維持しつつ、8人のリリーフ陣を確保する戦略が可能となる。これにより、彼の投手としての復帰が他の投手の出場登録に影響を与えず、よりスムーズに進むことが期待されている。

傾斜のついたところから投げ込むドジャース大谷(撮影・菅敏)

ドジャース大谷翔平投手(30)が今季スタートから「二刀流選手」として登録できることが判明した。二刀流ルールは当初、現在のシーズンか前年に二刀流をしていなければ登録できない規定だったため、このままでは昨季DHに専念していた大谷は開幕から登録できないところだった。だが二刀流の実績を前々年までさかのぼって適用することに改正。ド軍は二刀流ルールをシーズン頭から生かせることになった。

   ◇   ◇   ◇

シーズン頭から大谷の「二刀流選手」登録ができるのは、ド軍にとってメリットになる。大谷が投手として復帰する今季、ド軍は6人ローテを予定しているが、投手登録は各球団13人まで。先発6人を登録すると通常は救援投手を7人しか使えないが、大谷が投手枠に入らなくてもよくなると、枠にゆとりが生まれる。ゴームズGMも今オフ、米メディアで「6人ローテでも8人のリリーフ陣をキープできるのは非常に大きい」と強調していた。

20年に制定された二刀流の規定は「MLBで少なくとも20イニングを投げ、打者として20試合、各3打席以上」で、当初は「現在のシーズンか前年にこれを満たした場合に二刀流として登録できる」とされていた。だがルール改定で「現在のシーズンか前の2シーズン」と変更されている。

もし前のルールのままなら、大谷は投手復帰してから20イニングに達するまで二刀流登録ができなかったが、現在のルールなら最初から二刀流に登録できるため、他の投手の出場登録に影響を及ぼすことなく大谷が投手に復帰できる。

このルール改正は昨季版の「MLB公式ルールブック」にすでに掲載されている。だがMLB公式サイトのルール解説ページが更新されておらず、最近になって更新。一部のファンの間で話題になっていた。

大谷は過去2年、DHとして135試合以上に出場し、投手では23年に23試合に登板し132投球回。メジャーで唯一の二刀流登録選手となっている。

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