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【C大阪】パパス新監督「先発11人まだ決まっていない」14日大阪ダービーの開幕戦へ競争促す


セレッソ大阪のアーサー・パパス新監督が、今季初の練習一般公開にて記者会見を行った。大阪ダービーとなるJ1開幕戦に向け、先発11人の選定を「まだ決まっていない」としつつ、選手間の競争を促進中。ダブルボランチのポジション争いには田中駿汰、香川真司らが参戦。一方の1トップ争いにはラファエル・ハットン、復帰した中島元彦、新加入の古山兼悟が名乗りを上げている。パパス監督は短い準備期間ながらも「勝利を目指す」と意欲を示し、サポーターの期待に応えることを誓った。オーストラリア出身の同氏はこれまでインドやサウジアラビアなどでの指導経験を持ち、攻撃的サッカーの浸透を図るための総仕上げに入っている。

笑顔で取材に応じるC大阪パパス監督(右)、左は石川和幸通訳

セレッソ大阪は5日、練習拠点のある大阪市此花区舞洲での練習を今季初めて一般公開した。タイ、宮崎と計3週間続いたキャンプを終え、14日に迫ったガンバ大阪との敵地でのJ1開幕戦へ再始動した。

取材に応じたオーストラリア人のアーサー・パパス新監督(44)は、大阪ダービーの先発11人について「まだ決まっていない。残り8日間で、できるだけいい準備がしたい」と説明。今週末に完全非公開での対外試合があり「そこに向けてしっかり練習すること。そこで目指す形を表現できる選手を選びたい」と、さらなる競争を促した。

ダブルボランチは現在、MF田中駿汰(27)、MF香川真司(35)、MF喜田陽(24)の3人が先発争いの先頭を走っている。

1トップ(3トップの中央)は、新加入のブラジル人FWラファエル・ハットン(29)、J2ベガルタ仙台から約3年ぶり復帰のFW中島元彦(25)、大体大から新加入のFW古山(ふるやま)兼悟(22)の3人が激しく争う。

新指揮官は、開幕戦の重みについて「シーズンを通して自分たちが表現したいサッカーがある。その意味では開幕戦は38試合のうちの1つととらえているが、もちろん大事な試合。私が来て短い時間しかたっていないが、サポーターが求めることに対し、クラブとして何を残せるかを考えた時、勝利をになる」と必勝を誓った。

選手からは「ボス」と呼ばれ、選手らのことを「家族」と呼ぶパパス監督。チームに提示した攻撃的なサッカーの浸透を図り、現時点での総仕上げに入る。

◆アーサー・パパス 1980年2月12日、オーストラリア・メルボルン生まれ。29歳だった09年に母国のU-18代表アシスタントコーチに就任。母国オークリーキャノンズやインド、サウジアラビアのクラブで監督、コーチを歴任。ポステコグルー監督就任2年目の19年に横浜コーチに、20年にヘッドコーチ昇格。21年にJ3鹿児島監督に就任も、コロナ禍で家族が体調を崩し双方合意で途中退任。その後はタイ1部ブリラムも率いた。

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