日本サッカー協会(JFA)は5日、米国で行われるシービリーブスカップ(杯)に臨む女子日本代表なでしこジャパンのメンバー発表会見をオンラインで行った。
昨年12月に就任したニールセン新監督(53)の初陣に、MF宮沢ひなた(25=マンチェスター・ユナイテッド)が昨夏のパリオリンピック(五輪)以来、約6カ月ぶりに招集された。
23年冬に全治4カ月の大けがを負い、懸命なリハビリで間に合ったパリ五輪では無得点で不完全燃焼に終わっていた。直後に行われた24年10月の国際親善試合韓国戦は選外。悔しさを味わった。
クラブではボランチを主戦場にしながら、先月26日には今季初ゴールを記録。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されるなど、状態も上向きだ。ニールセン監督からも「ひなた選手は技術力が高くていろいろなポジションができる」と複数ポジションでのプレーを高く評価された。23年の女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会得点王がなでしこに戻ってきた。
チームは21日にオーストラリア、24日にコロンビア、27日に米国と対戦する。【佐藤成】