
ヴィッセル神戸は5日、DF松田陸(33)を完全移籍で獲得したと発表した。
松田は16年にセレッソ大阪に加入し、23年にJ2ヴァンフォーレ甲府へ移籍し、24年はガンバ大阪でプレーした右サイドバック。G大阪からは昨季限りでの退団が発表され、今季は神戸の練習に参加していた。今季J2カターレ富山に加入したFW松田力(33)は双子の弟。
この日は神戸市内の和田神社で行われた必勝祈願に参加。取材に応じた松田は「強度が高くて、チームのコンセプトがしっかりしていて、みんながハードワークするチーム。攻撃参加やクロスの精度で貢献したい。去年はけがであまり試合に出られなかったので、今季はけがせずしっかり試合に出て、チームに貢献したい。3連覇の力になれるように頑張りたい」と意気込んだ。
吉田孝行監督(47)から「経験がある選手。その経験を存分に生かしてもらえれば」と期待を寄せられる背番号66は、豊富な球種を持つクロスで神戸の得点力をアップさせることが求められる。