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アルビレックス新潟が5日早朝、新潟空港から3次キャンプ地の高知へ向けて出発した。
「最強寒波」の影響で大雪警報が出る中、空港周辺や滑走路に積雪はなく、定刻通り経由地の伊丹空港に向け、テイクオフ。
U-15、17ブラジル代表経験のある新加入MFミゲル(21)は、チームカラーであるオレンジ色のスーツケースと朝食のパンを片手にチームメートと笑顔であいさつを交わし、開幕前最後の総仕上げに向かった。
1月21日にホームのデンカビッグスワンスタジアムで加入会見を行い、翌22日から宮崎キャンプ(1月13~2月2日)に合流した10番タイプのアタッカー。ブラジルの名門、フルミネンセの下部組織出身で、19年6月には16歳でトップチームデビューを果たし、同クラブの最年少記録を54年ぶりに塗り替えた。
ブラジルやロシアの複数クラブのオファーを断り、新潟入りした新助っ人。前所属先のロシア・PFCソチでの最後の公式戦出場は24年5月だが、その後はブラジルでパーソナルトレーナーと2部練習を続けたためコンディションに問題はない。「新潟で長くプレーしたいし、サポーター、クラブに好かれたい。期待に応えられるよう、全力を出していく」。高知で準備を進め、今季開幕の15日横浜F・マリノス戦から大暴れする。【小林忠】
◆ミゲル・シルヴェイラ・ドス・サントス 2003年3月26日生まれ、ブラジル出身。フルミネンセ(ブラジル)-ブラガンチーノ(ブラジル)-PFCソチ(ロシア)。U-15、17ブラジル代表。174センチ、70キロ。利き足は右。