
高卒2年目で春季宜野座キャンプに抜てきされた阪神山田脩也内野手(19)は、遊撃のレギュラー争いで自身の武器を生かす。4日は第1クール最終日。宜野座キャンプでは最年少だ。改めて「レギュラー争いに食い込みたいし、先輩だからとプレーで引くことはない。一番若いからこそ、積極的に全力でやっていきたい」と燃える気持ちを明かした。昨年までレギュラーの座を保持していた木浪らとともに練習。「不得意なところで争わないように気をつけている」と長所を生かす構えを示した。
得意な分野は守備。「細かく言ったらまだまだかなと思いますけど」と前置きしつつ「それなりにやっていけるんじゃないかな」。正遊撃手を目指す若虎は自信を持つ。特に武器とするのは肩の強さ。「それなりにやれると、自分の中で(自信)は持っています」。ライバルとなる先輩選手にも直球で質問し成長を図る。「答える先輩方も答えやすいと思うので気をつけている」。最年少らしさを生かして戦う。