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【広島】大瀬良大地、巨人戸郷→丸"また聞き"フォークに挑戦「ネタとしては面白いでしょう」


広島カープの大瀬良大地投手が、巨人の丸佳浩選手から教えられたフォークボールを試すことに挑戦しています。この試みは、大瀬良投手が自身のフォークボールとの違いを探るために行われています。主な違いとして、人差し指と中指でボールを挟みすぎないこと、リリースポイントを後ろにすることが挙げられています。彼は以前にも丸選手にカットボールの投げ方を教えたことがあり、今回はその逆のように、戸郷投手のフォークボールを学ぶ形になっています。この新しい投法を試す大瀬良の姿は、キャンプの話題としても注目されており、彼自身も興味深く取り組んでいます。5日にはブルペンでの試投が予定されており、その結果が期待されています。

キャッチボールでフォークボールを試す広島大瀬良(撮影・加藤孝規)

広島大瀬良大地投手(33)が4日、巨人丸から強引に聞き出した“また聞き”フォークを試投した。前日、丸が“大瀬良カット”をチームメートの戸郷に伝授した記事を目にし、すぐに丸に電話した。「じゃあ、僕には戸郷君のフォーク教えてくださいよ」。見事なカウンターパンチを見舞った。

以前から動画などで握り方やリリースなどを独自にチェックしていたが、自身のフォークとの主な違いは「(人さし指と中指で)挟みすぎないこと」「リリースは後ろ」の2点だという。この日、キャッチボールで試した感覚は「分からないです。まだ(力感が)軽いから。明日ブルペンで投げてみてどうかなという感じです」と苦笑いを浮かべた。

昨年のオールスターゲーム出場時に、丸からカットボールの握りなどを聞かれ、教えた。そのとき丸は、床田のパームボールについても聞いていたという。「簡単に投げられたら苦労しないですからね。僕のカットも、戸郷くんのフォークも。キャンプのネタとしては面白いでしょう?」。キャンプ地の天福球場から約40キロ離れた「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」から届いた話題に笑顔で食いついた。明日5日に、今キャンプ2度目のブルペン投球で“また聞き”フォークを試投する。【前原淳】

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