
日本ハム新庄剛志監督(53)が4日、沖縄・国頭での紅白戦を視察し、昨季トレードで加入した若林晃弘内野手(31)の一打に喜んだ。
若林は2回2死、カウント1-2から左腕根本の直球を流し打って右前打を放った。新庄監督は「若林くんの右打ち、よかったんじゃないですかね。ライト前」と評価した。
昨年3月11日に郡とのトレードで巨人から移籍。直後の同16日の巨人戦(エスコンフィールド)に出場したが、左ハムストリングの肉離れを起こし離脱。一度実戦復帰を果たしたが、5月に再び同箇所を痛め、昨季の1軍出場はなかった。新庄監督は「ケガしたらもう終わりよって。うん、だめよって。もう癖ついてるから、その辺は自分で考えてやらないと。ケガした時点でもうプロ野球選手でもないし、その辺を考えなさい、ということは伝えた後のライト前だったから、ちょっとうれしかったですね」と気にかける若林のアピールに喜びを語った。