
ドイツ1部のバイエルンミュンヘンは4日までに、MF福井太智(20)がポルトガル1部のアロウカへ完全移籍することを発表した。現在レンタル移籍中でそのまま加入する形となる。
23年1月にサガン鳥栖から移籍した福井は、Bミュンヘンのセカンドチームでプレー。DFBカップではトップデビューも果たした。昨季は出場機会を求めてポルティモネンセへ期限付き移籍して、今季はアロウカでプレーしていた。26年6月までの契約となる。
昨夏のパリオリンピック(五輪)世代で、U-23(23歳以下)日本代表にも選出経験がある有望株。クラブのユース担当ディレクター、ヨッヘン・ザウアー氏は「私たちは彼の非常に前向きな成長をうれしく思っており、今後の成功を祈っています」とコメントしている。