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明大入学の平嶋桂知、大阪桐蔭時代に書いた野球ノート15冊持参し入寮「引き出しになれば」


大阪桐蔭高校出身の平嶋桂知投手がスポーツ推薦入試に合格し、明治大学に入学する。彼は大阪桐蔭時代に記した15冊の野球ノートを持参し、それを新しい挑戦の手助けにする予定だ。ノートには西谷浩一監督とのやり取りが記録されており、平嶋は困難な状況を乗り越えるための貴重な情報源と考えている。大阪桐蔭では最速154キロの速球を持ち、エースとして活躍したが、3年時の大会では調子を崩した経験もある。自己反省を経て、新天地で初心に立ち返り、未来のプロ入りを目指して大学野球に挑む。平嶋は「試合が始まる前から信頼される投手」になることを目標とし、結果と私生活の充実を意識している。

スポーツ推薦入試に合格し、明大に入学する大阪桐蔭の平嶋桂知(かいち)投手(撮影・平山連)

明大に入学予定の平嶋桂知(かいち)投手(3年=大阪桐蔭)が2日、同大の島岡寮に持ち込んだものを紹介した。

前日に入寮。その際に持参したのが、大阪桐蔭時代に書いた野球ノート15冊だった。大学4年間での活躍を期す上で欠かせないと感じて持って来た。困った時にはノートを読み返し、過去の自分と対話を重ねながら先々の苦難を乗り越える。

最速154キロの直球を武器に、名門・大阪桐蔭では2年秋からエースを張った右腕。3年生で迎えた昨夏の大阪大会から状態が上がらず、甲子園での登板は小松大谷戦での2イニングにとどまった。

「センバツが終わった後、日本一を取るためにもう1回磨かなきゃいけないと思って。いろいろやったんですけど、かみ合わない部分も増えてきて。外から見たらあんまり悪くない場面でも、自分の中で勝手に『駄目だ、駄目だ』とマイナスの方に考えてしまうことが増えてきて」と当時を振り返り、「悪い状態の中で100%を求めすぎてしまった。悪いときは悪いなりに、どうできるかを考えていけばよかった」と反省した。

活動の場を大阪から故郷・東京に移し、新天地で初心に立ち返る。鍵になるのは、大阪桐蔭の西谷浩一監督との日々のやりとりが詰まった野球ノート。「大学4年間もあれば、悪い状態の場面が何度もあると思う。そういうときに(野球ノートを)振り返ってみて、自分の状態を上げていける一つの引き出しになれば」と狙いを説明した。

将来的な明大のエース、さらに4年後のプロ入りへ。夢を膨らませて挑む大学野球の舞台。「試合が始まる前から平嶋が投げれば、明大が勝てると思われるような選手になりたい。そのためにも結果も、私生活もしっかりしていかなきゃいけない」と自覚を強めた。

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