昨年引退したヤクルト青木宣親GM特別補佐(43)が1日、沖縄・浦添のキャンプを視察した。
スーツ姿のため「どこまで行っていいのか分からない」と遠慮気味に話しつつ、ブルペンの真後ろから全員の投球を見つめた。「ピッチャーのボールがやたら速く見える。もうこれだったら余裕で優勝だって思った」と興奮気味に話した。
早速ブルペン入りしたドラフト3位左腕の荘司宏太投手(24=セガサミー)については「球に力があって真っすぐに癖がある。チェンジアップがすごく抜けている」と評価し、「改めて野球選手ってすげえなと思いました」と振り返った。
中継を通して元ヤクルトの坂口智隆氏(40)から「マシン見て打ちたくならないですか」と尋ねられると、「ならない、ならない。全然思わない。バットも振りたくないし、ボールも投げたくない」と笑顔で話した。
改めてGM特別補佐の仕事内容について聞かれると、「なんでもやるんで。なんでもやります」と多岐にわたることを明かした。