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【ソフトバンク】城島健司CBO「ファンサービスでも世界一」王イズム継承「当たり前じゃない」


ソフトバンクの春季キャンプが始まり、監督の小久保裕紀やチーフベースボールオフィサー(CBO)の城島健司がファンサービスを強調しました。城島CBOは「ファンサービスでも目指せ世界一」を訴え、プロ野球選手にはトレーニングと同様にファンサービスが重要だと熱弁しました。また、メディアに取り上げられることもファンサービスの一環であり、ファンに愛されることが大事だと話しました。城島は新外国人の獲得や編成業務を統括すると同時に、ファンを喜ばせることにも力を入れるとしています。2月の春季キャンプを通じて、ファン参加型の訓練が行われ、真の世界一チームへ向け準備が進められています。

AB合同ミーティングを終えた城島CBOは報道陣の質問に応える(撮影・梅根麻紀)

真の世界一集団へ。ソフトバンク小久保裕紀監督(53)らチーム一行は1月31日、春季キャンプのため空路宮崎入りした。夕方に行われた宿舎ミーティングでは城島健司CBO(チーフベースボールオフィサー=48)が「ファンサービスでも目指せ世界一」と訓示。「王イズム」を受け継ぐ事実上のフロントトップは、春季キャンプならではのファンサービス充実を呼びかけた。

   ◇   ◇   ◇

城島CBOが春季キャンプ前に訓示を行うのは初めてだった。今季新設された「チーフベースボールオフィサー」は事実上のフロントトップ。小久保監督と同様にナイン、コーチ、関係者らに「ファンサービスでも目指せ世界一」を厳命した。「世界一」はチームの共通スローガンで、ファンサービスでもトップを目指す。

現役時代はファンサービスを重んじていた王監督を間近で見てきた。「お客さんが入って応援してもらうのは当たり前じゃない。プロ野球選手はトレーニングと同等にファンサービスを念頭に置かないといけない」。王イズムを受け継ぐ城島CBOは「それが王会長の教えだった」という。現在でも王会長はサインを求められれば「じゃあ握手だけでもね」と言ってファンに手を差し伸べる。「それがフロントマンのお願い。皆さんの給料はファンの方々からいただいていますよっていう。その1点だけをお伝えしました」と熱弁した。

時間が迫っていれば手を振るだけでもファンの記憶には残る。さらに「新聞記者の人に愛されないと活字にならない。メディアに取り上げてもらえないじゃないですか。それもファンサービスだと思う。やはり人に愛されないとファンはつかない」。自身を囲む記者陣に問いかけながら、自分自身をプロデュースするための術を説いた。

CBOとしては新外国人の獲得調査や、トレード、ドラフトと編成業務すべてを統括する。そのうえでフロントマンとして「美しいチーム作り」にも尽力する。「勝つことはもちろんですけど、そこに意識を持たないと。ファンサービスでも目指せ世界一!」。25年の小久保ホークスは真の世界一へ。開幕準備とともに、ファンを喜ばせるための春季キャンプが始まる。【只松憲】

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