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【ヤクルト】高津監督が波上宮参拝「捲土重来」と今季スローガン発表 97年日本一の再現へ


ヤクルトの高津臣吾監督は、2025年シーズンに向けて新たなスローガン「捲土重来2025」を掲げました。このスローガンは、ファンからの公募で集まった2000通以上の案から選ばれたもので、過去に野村監督が掲げた同様のスローガンと同じです。高津監督は、「再び頂点に立ち、強いスワローズを作り上げたい」という熱い思いを抱いており、これに続く全力のトレーニングと練習を通じて、過去2シーズン連続5位の結果を覆し、リーグ制覇を狙っています。スローガンには、野村監督の教えを受け継ぎながら、自らの野球哲学を持ってチームを導くという決意も込められています。

絵馬に「捲土重来2025」と記したヤクルト高津監督(撮影・上田悠太)

ヤクルト高津臣吾監督(56)が31日、2月1日のキャンプインを前に沖縄・那覇市内の波上宮を参拝した。

今季スローガンが「捲土(けんど)重来2025」と決まったと発表。球団では初となるファンからの公募で集まった2000通以上の案から、指揮官自らが選んだ。その言葉を絵馬に記した指揮官は「もう1回、頂点に立ちたい。もう1回強いスワローズを鍛え上げ、作り上げ、みんなで喜びを分かち合いたい」と込めた思いを語った。

「捲土重来」は、野村監督が率いて日本一となった97年に掲げていたスローガンでもある。高津監督は「それはかかっています。今、選手はその時のことは知らないと思いますが、もう1回頂点に立つ強い気持ちを持って挑みたい」。当時は前年の4位から新加入のホージーが本塁打王を獲得するなど躍動。前評判を覆し、頂点に駆け上がった。

時代に合わせながら、野村監督から教えられた野球論が根底にあり、チームのかじを取る。「僕の野球の基本、基礎は、そこからできている、いいところは継承し、伝えていかないといけない」と続けた。いよいよキャンプイン。過去2年は5位に甘んじる。3年ぶりのリーグ制覇に向けて「なりふり構わず、全力トレーニング、練習していい成果を上げてシーズンに入っていきたい」と話した。

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