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【日本ハム】金村尚真の“美ライダー”「評価してもらわないと」スライダーよりキレある新兵器


日本ハムの投手金村尚真選手が故郷沖縄で自主トレを行い、新しいスライダーを磨いています。名護で初めてブルペンに入り、35球を投げました。オフシーズンには伊藤大海投手からスライダーの投げ方を学びました。横に曲がると思っていたスライダーが、実際には縦に切ることで横に曲がることを理解し、感銘を受けました。新しいスライダーは以前よりもキレが良く、カーブのような緩い曲がりから脱却できたといいます。開幕に向けて体調管理にも気を使い、食事や体のメンテナンスにも気を配っています。

ブルペンで投球する日本ハム金村(撮影・黒川智章)

故郷沖縄で“美(ちゅ)ライダー”に磨きをかける。名護で先乗り自主トレ中の日本ハム金村尚真投手(24)が30日、同地入り後初めてブルペン入りし、捕手を座らせ35球を投げた。オフの間には、昨季投手2冠の伊藤大海投手(27)からスライダーを学び、これまでよりもキレのある新兵器を決め球に、開幕戦勝利を目指す。

   ◇   ◇   ◇

開幕投手の金村が、今キャンプ中にエース直伝のスライダーをものにする。この日のブルペンで試し投げ。ブルペン捕手からは「いいね!」と何度も絶賛を受けた。「僕の中でも手応え感じてる球種。評価してもらわないと、これまでやってきた意味がない」と自信をのぞかせた。

エスコンフィールドでの自主トレ中、伊藤とキャッチボールした際に、すごさを目の当たりにした。中継映像では「真横に曲がっている」と感じていた先輩の宝刀スライダーは「実際、回転を見てボールを捕ったら縦に落ちたんです」。話を聞いてみると、投げ方から違ったという。「真横に(指先で)切るから真横にいくかと思っていた。大海さんは縦に切る。そうしたら自然と横にいく」。目からうろこが落ちた。

練習を続けると、徐々に感覚がつかめてきた。「今までのスライダーは緩い曲がりで、カーブみたい。使う機会も1試合で2、3球。投げ方を変えて、一番キレが変わった」。ここに精度が加われば、使い道も増える。「実際にバッターを立たせて投げてみないと分からないですが、自分の感覚ではいい。決め球にできたら」と思い描いた。

開幕投手に指名され、オフの間に揚げ物を封印するなど、食事から意識を変えた。「気持ちの面で去年とは違う。まずはケガをしないこと。自覚が出ましたし、すごくいい経験」。余分な脂肪もそぎ落とし、肉体も球筋も、キレを上げていく。【永野高輔】

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