レッズは29日(日本時間30日)、ジャイアンツとのトレードで救援左腕テーラー・ロジャース投手(34)を獲得したと発表した。ジャイアンツにはマイナー3Aの右腕ブラクストン・ロクスビー投手(25)が移る。
ロジャースは16年にツインズでデビューし、19年に30セーブを記録。21年にはオールスター初選出を果たした。その後パドレス、ブルワーズを経て22年オフにジャイアンツと3年総額3300万ドル(約51億2000万円)で契約し、今季が契約最終年。今季年俸1200万ドル(約18億6000万円)で、レッズはその半分の600万ドル(約9億3000万円)の金銭をジャイアンツから得る。
ロジャースの双子の弟タイラーはジャイアンツの生え抜きの救援右腕で、テーラーがジャイアンツ入りした際には双子で同じチーム所属となり話題を集めた。昨季は64試合で1勝4敗8ホールド、防御率2・40。昨年4月3日の敵地ドジャース戦では大谷翔平に移籍後初本塁打を献上している。