DeNA三浦大輔監督(51)が、25日放送のTBS系「人生最高レストラン」に出演し、トレードマークのリーゼントとニックネームの「ハマの番長」が定着した理由を語った。
加藤浩次から「ゆくゆくはリーゼントにしようと思ってたんですか?」と聞かれ、三浦監督は「したかったですね」と返答。「それは永ちゃんの影響ですか?」と質問され「矢沢永吉さんが大好きだったから」と答えた。
「1年目からリーゼントにしてたら、おいおい、なんで1年目からリーゼントにしてんだ? って」と指摘を受けなかったかと聞かれたが、三浦監督は「あの時はパンチパーマの方が多かったんで」と答えながら、「先輩とかには『おー、気合入ってんな』とよく言われましたから」と言って、島崎和歌子、加藤を笑わせた。
さらに、加藤から「ハマの番長って呼ばれるのはうれしかったんですか?」と質問され「一番最初は嫌でした」と返答。「何から始まったんですか?」と問われ「2年目くらいだと思うんですよね。新聞の記事で出たと思うんですよ。そういう見出しをつけたと思うんです。当時、『ハマの大魔神』って佐々木さんがいらっしゃって、『ハマの番長』って出た時に、ちょっと、番長? と思って。僕らの世代よりまだ上の世代の言葉だったんで。俺らの小さい頃、番長っていてなかったしなっていうのがあったんですけど」と困惑したという。
ただ、ある少女の言葉を聞き、考えが一変した。「小さい女の子に『ハマの番長』って声を掛けられて、そこで覚悟したんです。もう無理だと」と覚悟を決めた。「逆にそうやって呼ばれることはいいことだなと。ニックネームをつけてもらうことはうれしいこと。それを大事にしていこうと思った」と話した。
さらには、息子とのエピソードも開かし「息子は小さい頃、球場によく連れてきてたんで、みんなが『番長』って呼ぶんで、ずっと自分のことをパパって呼ばずに『番長』って呼んでましたから」と明かした。「ウソでしょ、それ」と突っ込まれたが、三浦監督は「本当です。買い物行っても、『番長、これ、買って』って言うから、外ではやめてくれと」と裏話を披露し、スタジオを爆笑に包んだ。