starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【DeNA】2人の戸柱がチーム支える 「似てる」弟・竜之介さん社会人野球からスタッフ入り


DeNAの戸柱兄弟が、再び同じチームのユニフォームを着ることになりました。兄の戸柱恭孝捕手(34)と弟の竜之介さん(31)は、DeNAの室内練習場で共に汗を流しています。竜之介さんは昨年まで社会人野球のチームでコーチを務めていましたが、今季からDeNAのチームサポーターとして打撃投手やブルペン捕手を担当しています。彼は兄の影響を受けてこの新たな役割に挑戦することを決め、地元の鹿児島での仕事を辞めて野球界に留まりました。兄弟の仲の良さはチーム内でも評判で、特にファンからの注目も集めています。竜之介さんは「戸柱の弟」としての期待を背負いながら、チームを支える覚悟を語っています。

DeNA戸柱(左)とチームサポーターに就任した弟の竜之介さん(撮影・久保賢吾)

<We love baseball>

DeNAの球団施設「DOCK」の室内練習場に乾いた音が響いた。1月下旬。音の先にいたのは、2人の戸柱と松尾汐恩捕手(20)だった。打席に兄の戸柱恭孝捕手(34)が立ち、マウンドからチームサポーターに就任した弟の竜之介さん(31)がボールを投げた。「ナイスボールや」と笑った兄に、弟はペコリと頭を下げた。

----◇--◇----

竜之介さんは、昨年の秋季トレーニングでのテストを経て、今季から採用された。社会人野球のオールフロンティアでプレーし、昨年までコーチを務めたが、同年限りで退団。地元の鹿児島の一般企業で働く予定だったが、DeNAから声をかけられた。

「兄からも『変化する人間は強い。変化を恐れるな』と話をもらいましたし、人生1度きりなんで、挑戦してみようと」

本職は投手だったが、ファーム担当として打撃投手とともにブルペン捕手も務める。3学年上の兄と同じユニホームを着るのは、小学生のソフトボールチーム以来。「両親が一番喜んでると思います。不思議な感じもしますが、ワクワクしています」と笑顔で話した。

大きな兄の背中を追いかけ、今がある。「野球のこともそうですし、私生活とかいろんな面で違う視点でアドバイスをくれるので、すごく尊敬しています。兄の存在がなければ、正直ここまで野球もできなかったですし、今ここにもいないと思うので感謝しています」。心から尊敬する。

周囲からは顔も風貌も似ていると言われ、ファンの間でも注目されている。「似てるのはもう宿命だと思うんで」と苦笑しながら「『戸柱の弟』っていうのが強いと思うんですけど、1人の男としてチームを支えていけるように。毎日、必死に食らいついて、信頼していただけるように頑張ります」と決意。2人の「戸柱」が、チームを支える。【久保賢吾】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.