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【ソフトバンク】栗原陵矢「3割30発」目指す 昨年リーグ3位87打点も「やっぱり1位に」


ソフトバンクの栗原陵矢選手が新シーズンの目標として「打率3割、30本塁打」を掲げた。福岡・北九州市で行われた自主トレーニングで約2時間のフリー打撃を実施し、目標を公言した。元日に小久保監督に新年の挨拶を送り、「3割打ちます」と宣言。監督からは「気持ちのムラをなくせば達成可能」と返事があり、さらなる目標として「30本塁打」も要求された。栗原は昨シーズン、個人として最高のリーグ3位の87打点を記録し、メンタル面での課題克服に努めることを誓った。昨季のリーグ打撃3冠は同僚の近藤と山川が獲得しており、栗原は更なる上位を目指している。

フリー打撃を行うソフトバンク栗原(撮影・岩下翔太)

チームリーダーへの期待がかかるソフトバンク栗原陵矢外野手(28)が、今季の公約に「3割、30発」を掲げた。

25日、福岡・北九州市内で自主トレを公開。約2時間のフリー打撃を終え「3割、30本を打ちたいと思います」と言い切った。

元日に小久保監督へ新年のあいさつとともに「3割打ちます」とメッセージを送った。返信は「気持ちのムラをなくせば、3割は必ず打てる」。さらに「(本塁打)30本も追加してもらわないと」と文面は続いた。昨季中は監督から指摘されなかった「気持ちのムラ」の文字を見て「ばれているなと。ドキッとというかヒヤッとというか、ゾッとした」と苦笑い。メンタル面の課題を克服し、監督の期待にも応えようと「3割、30発」に目標を据えた。

昨年はキャリアハイとなるリーグ3位の87打点。「(目標として)打点は永遠じゃないですか。試合が決まる1本であったり、そういう1本を打ちたいのはずっと思っています」。昨年のリーグ打撃3冠は同僚の近藤、山川が奪った。「(打撃の)上位にいるとかじゃなく、やっぱり1位になりたい」。タイトル名こそ口にしなかったが、胸に秘める公約はまだまだありそうだ。【佐竹英治】

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