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【センバツ】「聖光学院の魂で戦う」竹内啓汰主将、出場決定も笑顔なし 昨秋「0-10」大敗糧に


第97回選抜高校野球大会への出場が決定した聖光学院。彼らは東北大会を制覇し、3年ぶり7回目のセンバツ出場を果たした。チームキャプテンの竹内啓汰は、新たな戦いの始まりを意識し、さらなるレベルアップを誓っている。昨年の明治神宮大会では近畿王者の東洋大姫路に大敗し、実力差を痛感した。悔しい思いを胸に、チームは敗戦のスコアを常に目にすることで、二度と同じ過ちを繰り返さないと心に誓った。聖光学院はセンバツで東北勢として初の優勝を目指し、チームの底力を発揮したいと考えている。

センバツ出場を喜ぶ聖光学院ナイン(撮影・山田愛斗)

<第97回選抜高校野球大会:選考委員会>◇24日

第97回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)の出場校を決める選考委員会が24日、大阪市内で開催された。東北大会王者の聖光学院(福島)は3年ぶり7度目のセンバツ出場となった。

   ◇   ◇   ◇

センバツ出場が決まった瞬間、聖光学院ナインに笑顔はなかった。あくまでも目標に掲げる日本一へのスタートラインに立ったという認識。竹内啓汰主将(2年)は「正式に発表があって、これからまた勝負が始まるなっていう気持ちです。まだ戦える状態ではないので、残り少ない日数なんですけど、そこでもっとチームとして、個人としてレベルアップしたいなと思います」と気を引き締めた。

忘れられない敗戦がある。昨秋の東北大会を制し、7年ぶりに出場した昨年11月の明治神宮大会。近畿王者の東洋大姫路(兵庫)に0-10の5回コールド負けを喫した。「あの時は力の差をすごく痛感した負けで、全く歯が立たなかったというのが正直なところ。もっと上には上のレベルがいるんだなっていうことは痛感させられました」。特に打撃面での実力差を感じた屈辱的な1敗だった。

練習場のスコアボードには東洋大姫路戦の「0-10」が表示されている。「もう2度とあんな経験はしたくないですし、してはいけないと思っています」。敗戦直後から表示。チームとしてレベルアップするための発奮材料になっている。

センバツで見据えるのは東北勢初となる春の日本一だ。「簡単な戦いではないのは分かりきっていることなんで、どこが相手になるかは分かりませんけど、聖光学院らしい野球、聖光学院の魂で戦えるように、残り少ない期間、一瞬一瞬をやりきりたいと思います」。昨秋の悔しさをエネルギーに、春の聖地で大暴れする。【山田愛斗】

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