<第97回選抜高校野球:選考委員会>◇24日
昨秋東京大会準優勝の早実が、8年ぶり22回目のセンバツ出場を決めた。
エースの中村心大主将(2年)は「まず、神宮枠で出場できることに、今はホッとしている気持ちとうれしい気持ちがあります。チームの特徴は、秋は守りを中心に粘っていくチームだったけど、誰が中心というわけじゃなくて全員野球で粘り強く戦えるのが、一番の強みだと思います。その強みを生かしながら、新しい姿を必ず見せた上で、日本一という目標に向けて進んでいけたらなと思います」と力強く優勝を掲げた。
早実は昨夏の甲子園にも出場。中村は2年生エースとして3試合連続で先発した。チームは3回戦まで進んだが、最後は大社(島根)に延長11回までもつれる熱戦の末に敗れた。
前回のセンバツ出場は清宮幸太郎(現日本ハム)を擁した17年で、2回戦まで進んだ。