広島の新外国人選手のジョハン・ドミンゲス投手(29=ホワイトソックス3A)、エレフリス・モンテロ内野手(26=ロッキーズ)、サンドロ・ファビアン外野手(26=レンジャーズ)が24日、マツダスタジアム内で入団会見を行った。
3選手はともにドミニカ共和国出身。最速157キロ右腕のドミンゲスは10数年前にドミニカのカープアカデミーに所属していたことがあり「契約できてうれしい。日本のプロ野球の1軍でプレーするのが夢だった」と笑顔で語った。日本のアニメが好きで「ワンピース」の登場人物ルフィやゾロがお気に入り。「ゾロのように強く、仕事をしていきたい」と意気込んだ。
「まず日本の野球に慣れること」というモンテロは、昨季所属したロッキーズでドジャース山本やカブス今永と対戦。ヒットは打てなかったが「みんなすごい。でも当たりは悪くなかった」と日本の投手や日本野球への対応に自信を見せた。
マイナー通算104本塁打のファビアンは、昨季得点力不足に悩んだチームの中軸候補としても期待されている。「どの打順に置かれても自分のやるべきことを一生懸命やっていくだけだと思っているが、4番というのは自分の中で好きな打順」と主砲を務めることに意欲を見せた。
さっそく尾道ラーメンを食べたり、チャーハンやステーキも堪能。日本の文化や人に慣れ、新井カープの優勝に貢献する。