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【センバツ】100年に1度の奇跡!離島の壱岐、21世紀枠で春夏通じて初の甲子園出場 


長崎の離島である壱岐高校が、21世紀枠として初の甲子園出場を果たしました。部員25人全員が島の中学から選抜され、特に主将でありエースの浦上脩吾投手は、九州選抜大会で優勝した実績を持つ強豪選手です。壱岐市の中学は多くが県外への進学を選ぶ中、現2年生らは「壱岐から甲子園へ」という目標を掲げ、島内で結束しました。遠征には高額な費用がかかりますが、地理的なハンデを乗り越えて強豪チームとの競争に挑んできました。昨年秋の九州大会で8強入りし、長崎の離島チームとして史上初の快挙を達成しました。

21世紀枠に選ばれ、歓喜する壱岐ナイン(撮影・佐藤究)

<第97回選抜高校野球:選考委員会>◇24日

玄界灘に浮かぶ離島にある壱岐(長崎)が、21世紀枠で春夏通じて初の甲子園出場を決めた。

部員25人(マネジャー4人)が島の中学軟式野球部出身だ。主将でエース浦上脩吾投手(2年)が、在籍していた郷ノ浦中は22年の九州選抜大会で優勝した。さらに、1年生世代は壱岐市選抜として23年の「離島甲子園」で優勝。例年県外の高校へ進学するケースが多いが、現2年生は「壱岐から甲子園に行こう」を合言葉に結集した。

離島ならではのハンディを克服してきた。島外への遠征はフェリーと車が必要で年間約20回の遠征では約600万円の経費がかかる。また遠征先は九州、山口と限られる。地理的な困難にも、創部48年目で初出場した昨秋の九州大会で8強入り。長崎の離島勢として上位進出は初の快挙だった。島民から「100年に1度の奇跡」と感動を与えた。

◆壱岐島 九州の玄界灘に浮かぶ長崎の離島。人口は約2万4000人で博多港から高速船で約1時間、長崎空港からは飛行機で30分の位置にある。島内には150以上の神社があり、島全体がパワースポットで知られる。そっぽを向いた猿にそっくりで有名な奇岩「猿岩」と観光スポットも数多く存在する。さらに、ウニや壱岐牛などグルメも豊富で麦焼酎発祥の地でもある。出身者には76年夏の甲子園で海星のエースで4強入りした元ヤクルト酒井圭一氏らがいる。

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