読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドの3社が共同開発する「TOKYO GIANTS TOWN」水族館の起工式が23日、東京・稲城市の水族館建設用地で執り行われた。巨人山口寿一オーナー、国松徹球団社長、同市の高橋勝浩市長ら34人が出席した。
地下1階地上3階建て、屋外展示を含む施設面積は9,874平方メートルで、人工海水を使用する内陸型の本格的な水族館。3月1日に開業予定のジャイアンツタウンスタジアムの左翼後方に併設予定で、完成すれば国内初の球場一体型の水族館となる。
山口オーナーは「完成すれば東京ジャイアンツタウンの中核施設となります。大型水槽の中に水中回路を通して頭の上から足元まで360度見渡せる、まるで海の中を歩いているような、他に例のない水族館が実現いたします。内陸型の水族館であるという点も珍しいと思いますけれども、それ以上に野球場に併設される水族館であるというところが特色です。野球場と水族館を一体的に建設することで、多くの方々から行ってみたい場所と感じていただけることを我々としては目指しています」とあいさつした。