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【新潟】FW谷口海斗、昨季は「ゴリ」っと14発 今年は「ヌル」っとゴール量産だ


アルビレックス新潟のFW谷口海斗選手は、3年連続で開幕戦でのゴールを目指しています。谷口は18年にアマチュア契約選手としてキャリアをスタートし、J3からJ1まで昇進を遂げました。昨シーズンは公式戦で43試合に出場し、計14ゴールを記録しました。谷口はボールを隠す持ち方を改善し、よりゴール前での脅威を増すために、細かいドリブル練習を重ねています。今季もけがなく活躍し、チームの主軸としてゴールを狙う意欲を示しています。新潟の樹森大監督からは「自分史上最高」を目指すよう言われており、クラブ史上初のJ1得点王を狙っています。トレーニングの一環として、スポーツトレーナーから体の使い方やケアを学び、今季の準備を進めています。

居残りでシュート練習する谷口(撮影・小林忠)

アルビレックス新潟のFW谷口海斗(29)が3年連続開幕戦ゴールに照準を合わせる。J1初挑戦となった23年はセレッソ大阪との開幕戦で初得点。昨季もサガン鳥栖との第1節で決めて勢いに乗り「ゴリ」っと公式戦14得点を挙げた。18年にアマチュア契約としてJ3いわてグルージャ盛岡(現岩手)でホテルマンと選手の二刀流で経歴をスタートした苦労人は、今季は「ヌル」っとさらにゴールを重ね、自分史上最高のシーズンにする。

   ◇   ◇   ◇

宮崎1次キャンプは2週目に突入した。3季連続の開幕弾を狙う谷口は、ハードな全体練習後、自主トレでマーカーを等間隔に5、6個並べ、ジグザグドリブルを繰り返した。「昨季は(相手から)ボールを隠す持ち方が増えてしまった。よりゴール前に向かって怖さを出していきたい」。細かいタッチで相手の重心をずらしてフィニッシュに持ち込むイメージを持ちながら、感覚を磨く。

昨季開幕前の沖縄キャンプで「ゴリっと。エゴを出していきたい」と話していたストライカーは、リーグ戦で10、ルヴァン杯で3、天皇杯で1とチームトップの計14ゴールをたたき出した。「昨季はゴリっとだったから、今年はヌルっといきたい」とニヤリ。目標の数字こそ決めないが、キャンプではキレのある動きを見せ、大台の20ゴール以上を予感させた。

シーズンオフは、昨年のキャンプイン前も指導を受けたスポーツトレーナーを新潟に呼び、MF星雄次(32)FW小見洋太(22)とともに、体の使い方やケアの方法を学びながら準備を進めた。23年は負傷の影響で公式戦27試合5得点と苦しんだが、体の特徴の理解を深めた昨季は公式戦43試合出場とフル回転。今季もけがなく主軸として戦い続け、点取り屋のポテンシャルを存分に発揮する。

粒々辛苦の結果、ここまで上り詰めた。18年にアマチュア契約選手として当時の盛岡で歩み始め、20年に当時J3のロアッソ熊本に移籍して同年の得点王となり、翌21年に加入した当時J2の新潟とともにJ1舞台にたどり着いた。「新潟史上最高」のシーズンにすると誓う樹森大介新監督(47)からは「自分史上最高」を目指すよう言われている。J3からはい上がってきた男は「ゴールを取るためのプレーにこだわっていきたい」。クラブ史上初のJ1得点王を狙いに行く。【小林忠】

◆谷口海斗(たにぐち・かいと)1995年(平7)9月7日生まれ、三重県出身。海山FC-紀州エスフォルソ-四日市中央工-岐阜経大(現岐阜協立大)-盛岡-熊本-新潟。J1通算55試合13得点。J2通算78試合出場22得点。J3通算89試合出場42得点。カップ戦通算12試合出場4得点。天皇杯通算10試合出場4得点。177センチ、72キロ。

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