ソフトバンク王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(84)が22日、米野球殿堂入りが決まったイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)に祝福コメントを寄せた。
ソフトバンク球団を通じて「発表を待つだけでしたが、実際に決まって良かったです。日本人で初めてのことですから、当然とはいえうれしいですね。彼があれだけアメリカのファンをびっくりさせるようなバッティングを続けてくれたので、日本の野球界もずいぶん成長したと思います」とねぎらった。今後のメジャー野球については「今度は大谷くんが頑張って、どんどん日米の差を縮めていってほしいですね」とドジャース大谷翔平投手(30)にも期待の言葉を添えた。
王会長は06年に開催された第1回WBCで日本代表監督を務め、イチロー氏を招集して初代王者に輝いている。