イチロー氏が得票率99・７％で米野球殿堂入りも「あと１票」がトレンド 史上２人目の快挙逃す

日本の野球殿堂入り通知式でスピーチするイチロー氏（2025年1月撮影）

元マリナーズのイチロー氏（51＝マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター）が21日（日本時間22日）、米野球殿堂入りを果たした。満票には1票及ばず、Xでは「あと1票」がトレンド入りした。

米野球殿堂入りは全米野球記者協会に10年以上所属した選手が投票権を持ち、得票75％以上で選出される。イチロー氏には1人だけ投票しておらず、得票率99・7％で、マリアノ・リベラ（ヤンキース）に続く2人目の満票はならなかった。99・7％はリベラに次ぎ、デレク・ジーター（ヤンキース）と並び殿堂入り投票では歴代2位タイとなる。4位はケン・グリフィー（マリナーズ）の99・3％。

Xでは「あと1票て！」「悔しい」「とんでもない逆張り」「それでも快挙」などの投稿が相次いだ。

イチロー氏は16日、日本の野球殿堂入りを果たしたが、26人の記者が同氏に投票せず。史上初の満票を逃したが、投票率は史上6位の92・6％だった。同日にイチロー氏のゲストスピーカーを務めた王貞治氏は「中にはへそまがりもいる」と率直に語った。