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【オリックス】大阪桐蔭OB池田陵真が履正社OB岸田監督へ「バチンと」打の火付け役に立候補


オリックスの池田陵真選手が、打の火付け役として来季の活躍を誓っています。大阪桐蔭高校OBで、プロ入りして4年目を迎える池田は、自主トレで強化に励んでいます。特に下半身のウエートトレーニングや走り込みに力を入れ、体を引き締めてきました。同年代の大学卒選手が来季に続々と入団することへの危機感が、彼を駆り立てています。新監督の岸田護氏とは高校時代からのライバル関係にあり、互いに大阪人らしいジョークを交えつつも、切磋琢磨しています。池田は、1軍での活躍を通じて岸田新体制の下での成長を示し、大阪に貢献したいと意気込んでいます。

笑顔でティー打撃を行うオリックス池田(撮影・前岡正明)

大阪桐蔭OBで高卒4年目のオリックス池田陵真外野手(21)が打の火付け役に立候補した。21日、大阪・舞洲の球団施設で自主トレを行った。

「高卒で入ったんで、そこと差をつけたい」。来季オフに同年代の大卒選手入団が迫り、危機感を示す。高校の同期では、中大・繁永晟(あきら)内野手(3年)が今年のドラフト候補に挙がる。

昨季途中から、より自らを追い込んでいる。マシン打撃で打つ量を増やし、今オフは下半身のウエート、例年以上の走り込みでキレのある体作りを目指す。「フェイスライン、シュっとしてきましたよね?」。顔周りは引き締まった印象になった。

今季から指揮を執る岸田護監督(43)とは、これまでもバチバチと火花を散らす場面があったという。「(大阪)桐蔭と履正社がそこでよう試合するんで」。新指揮官は履正社出身。2軍練習場から1キロに満たない大阪シティ信用金庫スタジアムでの母校同士の公式戦があった日のこと。「マモさん(岸田監督)も『今日やな』、『負けへんわ』と(笑い)」。OB同士で大阪人らしいジョークを交えた応酬を繰り広げていた。池田は「同じ大阪人仲間なんで。(1軍で)バチンといきたいです」と岸田新体制での活躍を誓った。

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