西武は21日、西口文也監督(52)ら首脳陣による“出陣会見”を行った。
仁志敏久1軍野手チーフ兼打撃コーチ(53)は現役時代も含め、初めてのパ・リーグになる。「わからないことはたくさんあるんですけど、ライオンズの伝統をもう一度輝かせる意味では非常にやりがいがあります」と抱負を口にした。
同時に「非常に重く、自分の責任を受け止めています」ともした。最大の課題である打線強化、野手強化を担う。早大でプレーした学生時代から、その責任感や問題意識の高さは周囲も認めるところだった。
「時間がかかると思われがちですけども、そうとも言っていられないので。できるだけ早く、早期にレギュラーと言える選手を」
実力不足、経験不足、ではなく「いくらでも伸びしろがある」と捉える。「とても新鮮でいい素材の選手たち。新しく入った人間だからこそ持てる新鮮さ(の視点)があるのかなと思います」と、キャンプインを楽しみにしていた。【金子真仁】