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【西武】鳥越ヘッド、自己紹介は「ググってください」“厳しさ”は「勝つために必要であれば」


西武の鳥越裕介ヘッドコーチが新たな役割への抱負を語った。かつてロッテで3年間、1軍ヘッドコーチを務めてきた鳥越氏は、西武での新しい挑戦に際し、まずは選手やスタッフとの関係構築に注力すると述べた。彼の指導スタイルは、選手を盛り上げる場面では積極的に参加し、緩みが見える時には厳しく指導するというもの。キャンプに向けて“まっさらな状態”で臨むことを強調し、西口監督の方針をどのように浸透させるかが目下の課題としている。彼の厳しさは、チームの勝利に必要な場合にのみ発揮されるようだ。

就任の抱負を語る西武鳥越ヘッドコーチ(撮影・金子真仁)

西武は21日、西口文也監督(52)ら首脳陣による“出陣会見”を行った。

報道陣から「あらためて自己紹介も含めて意気込みをいただければ」とリクエストされた鳥越裕介ヘッドコーチ(53)は「自己紹介ですか、難しいですね。ググってください」と答え、周囲を笑わせた。

ロッテでは3年間、1軍ヘッドコーチを務めた。ベンチでは声を張り、レアードが本塁打を打てば率先して“すしポーズ”で出迎えるなど、大いに盛り上げた。一転、緩みが見えると鬼軍曹に。若手たちを熱く引っ張る指導者だ。

とはいえ、西武は全くの初めてのチーム。「まずは選手、スタッフ、チーム、全てを知ることだと思っています。西口監督の思いをどう全体に伝えるか。まっさらな状態でキャンプに行きたいと思っています」とコメント。“厳しさ”というキーワードについては「チームにとって、勝つために必要であれば」と話すにとどめた。【金子真仁】

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