第97回選抜高校野球大会の出場32校を決める選考委員会が24日、大阪市内で行われる。近畿地区は最後の6枠目がどうなるか。大阪勢の出場が「0」となれば、1927年(昭2)の第4回大会以来98年ぶりになる。
■近畿(6校)
昨秋の近畿大会で4強入りした東洋大姫路、智弁和歌山、天理、市和歌山の選出は確実だ。5枠目は滋賀大会を制し、近畿大会初戦で3連覇中だった大阪桐蔭を破った滋賀学園が有力とみられる。最後の1枠は同1回戦で大阪王者の履正社を下した滋賀短大付と、大阪勢で唯一8強入りした大院大高のどちらか。地域性のバランスを優先するなら、大院大高がやや優勢か。京都王者の立命館宇治は市和歌山に大敗したのが響きそうだ。