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【阪神】藤川球児監督、監督会議初出席「MLBの良さ、プロ野球の良さどちらもある」/一問一答


阪神タイガースの藤川球児監督(44)が初めて12球団監督会議に出席し、各リーグの監督との交流を図った。特に、日本ハムの新庄剛志監督の言葉に感化され、強い意識を持っていることを明かした。また、DH制に関する議論があったものの、即時の変更は難しいと述べた。海外経験を持つ監督が増え、MLBと日本のプロ野球の良さを共通認識としているとし、球界の発展を目指す姿勢を示した。春季キャンプに向けては、自らの動きがチームの動きに直結するとの意識を持ち、冷静にチームを導く意欲を語った。

NPB12球団監督会議後、取材に応じる阪神藤川監督(撮影・江口和貴)

阪神藤川球児監督(44)が20日、都内のホテルで行われた12球団監督会議に初めて出席し、ライバル指揮官との対面で火花を散らした。セ・リーグの5監督とは「勝負の前に話すことはない」との信念で会話なし。CS1位のアドバンテージについての話題では、日本ハム新庄剛志監督(52)の力強い一言で「心に火がついた」とも。3月28日の敵地広島戦で開幕するシーズンを念頭に、火の玉指揮官が熱いハートで“前哨戦”に臨んだ。阪神藤川監督の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-DH制に関する話も

「吉井監督であったり、小久保監督であったり、DHのあり方については議論の中で出ました。でもセパでルールが違うということで…。それも結局は、監督会議では決められないもの。12票集まったからといって、すぐそうなるわけではない。監督は任命されている期間がありますから」

-12球団の監督がそろった

「もともと現役中から全員の方を知っていますから、そういう意味では何の違和感もなく。球界発展について、というところが一番ですね。MLBから日本に復帰して、私もそうですけど、そういった監督さんが増えてきている。MLBの良さ、日本のプロ野球の良さ、どちらもあるという共通認識で今は進んでいます」

-監督として初めて臨む春季キャンプに向けて

「野球選手にとって、我々にとっての正月がきます。少したかぶる気持ちもありますが、選手たちをコントロールしなければいけない。上げすぎず、そして落ち着かせすぎず、チームの動きが、私の動きですべて決まってきますから、落ち着いて1つ1つやっていきたいと思います」

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