オリックス宮城大弥投手(23)が20日、ドジャースとマイナー契約を結んだ同期生の佐々木朗希投手(23)にエールを送り、自身の健闘も誓った。すでに「おめでとう」の言葉を伝え、佐々木も感謝。「同級生として頑張ってほしいなと思います。彼自身頑張ってる結果だと思いますし、それは彼自身の実力ですし。僕は僕で普通に頑張りたいなって感じです」と25年に臨む。
2人はプロ入り前からU18高校日本代表で共闘し、23年のWBCはともに世界一に貢献。23年途中にはオリックス、ロッテの球団の垣根を越え「宮城くんとろーたん」と題したイラスト入りのグッズを売り出した。いわば“球界公認”の友人同士だ。
佐々木がドジャースで活躍する可能性について、宮城は「抑えてほしい気持ちはありますけど、やっぱり相手ありきですし、みなさんが目指す場所というか、メジャーリーグはすごいプレーヤーたちがいっぱいいますし、簡単にとは思わないですけど、シーズンを通してやればいい結果が出るんじゃないかなと思います」と予測した。
この日は大阪・舞洲の球団施設で、年明け3回目のブルペン投球。捕手を立たせた状態でチェンジアップ、フォークなどの変化球を確かめ「全体的に調整が必要だなと思います。なかなか10球中10球思ったところに行くのも、シーズン中でも難しいですし、それに近いような球をしっかりキャンプで投げて、シーズン通していければなと思うので」と、すでに決まっている3月23日開幕楽天戦(京セラドーム大阪)の登板に備えていく。【堀まどか】