プロ野球の12球団監督会議が20日、都内のホテルで開かれ、新たに指揮官に就任した阪神藤川球児監督(44)が初参加した。
会議の中では、議長を務めたロッテ吉井監督から「忌憚(きたん)のない話を」と監督陣に投げかけられ、藤川監督は次世代への野球普及について提案したと明かした。
「次世代の子供たちに向けて、もちろん先輩方を敬った上で、次へ進んでいかないといけない戦略ですよね。テレビ、メディアだったりの使い方。それからSNSの使い方のこともやっぱり考えて、さらに子供たちにつなげていかなければなということは、僕の言える範囲では、言いました」
監督として迎える初の春季キャンプはもうすぐ。「野球選手にとって、我々にとっての正月が来ますから。少したかぶる気持ちと、選手たちをコントロールしなければいけないので、上げすぎず、そして落ち着かせすぎず。チームの動きが私の動きですべて決まってきますから、落ち着いて1つ1つやっていきたいと思います」。シーズンへの気持ちを新たにしていた。