J2得点王のシントトロイデン小森飛絢が海外デビューも「何もできず」小川諒也先制弾も逆転負け

小森飛絢（2024年12月27日）

＜ベルギーリーグ：シントトロイデン1－2スタンダール＞◇19日◇第22節◇大王わさびスタイエンスタジアム

日本選手7人が所属するシントトロイデンはホームでスタンダールに1－2で敗れた。前半2分にDF小川諒也（28）の今季2ゴール目で幸先よく先制したが、前半終了間際にPKで同点に追い付かれ、後半17分に失点して逆転負けした。

ジェフユナイテッド千葉から加入した昨季のJ2得点王、FW小森飛絢（24）が1－2の後半39分から途中出場し、海外デビューを果たしたが、勝ち点を得ることはできなかった。

小森は試合後、クラブ公式YouTubeのインタビューで「自分が得点を決めてやるという強い思いで入ったけど、何もできずに終わってしまったので悔しい気持ち」と話した。

小森は8日にJ2千葉から期限付き移籍で加入。富山県出身で、富山第一高、新潟医療福祉大を経て2022年に千葉でJリーグデビュー。昨季23ゴールでJ2得点王に輝いた。初の海外挑戦で「日本代表を背負ってワールドカップ（W杯）で活躍したい。結果を残してステップアップして、ビッグな選手になれたら」と抱負を語っていた。