楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(21=明大)は背伸びせず、ありのままの自分で勝負する。19日、春季キャンプのメンバー振り分けが発表され、1軍キャンプスタートが決まった。「とにかく自分の持ち味を出せたらなというのと、けがなくというか、体の状態は今から気をつけてキャンプインを迎えたい」。2月1日に向けて万全なコンディションを整える。
凡事徹底で遊撃のレギュラー奪取をアピールする。「自分のできることをやるだけなので、持っているもの以上のものはそんなに出せないと思いますし、今、自分が出せるものだったりとか、その中で吸収してレベルアップしていけたらなと思う」。当たり前のことを当たり前にやることに視線を向ける。
前日には1学年上の佐々木がドジャースに入団することが決まった。「もちろん対戦したかったですし、世界レベルの選手は今でも日本球界にたくさんおられると思う。いろいろ対戦して自分もレベルアップできたら」。将来的に侍ジャパンで共闘する可能性もある。「ゆくゆくはそういったところで一緒にプレーしていけるレベルに行くつもりでやっていきたい」と大志を抱いた。【山田愛斗】