<プレミアリーグ:ブレントフォード0-2リバプール>◇18日◇第22節◇ジーテック・コミュニティー・スタジアム
首位のリバプールはアウェーでブレントフォードに2-0で勝った。リーグ戦で3試合ぶりの白星となり、21試合を消化して勝ち点50とした。後半アディショナルタイムに途中出場のウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス(25)が劇的な2ゴール。MF遠藤航(31)は出番がなかった。
リバプールは押し気味に試合を進めながらゴールが奪えず、0-0のまま後半追加タイムに突入した。3試合連続ドローの可能性が高まった中、ゴールから遠ざかっていた途中出場のFWヌニェスが大仕事をやってのけた。
後半追加タイム1分、DFアレクサンダーアーノルドのグラウンダーのクロスに反応し、右足で押し込んだ。リーグ戦でのゴールは昨年11月9日のアストンビラ戦以来、約2カ月ぶり。ユニホームを脱いで喜び、イエローカードを受けたが、その2分後にもカウンターからMFエリオットのパスを右足で落ち着いて蹴り込み、今季リーグ戦4得点とした。チームは計37本のシュートを放ち、最後のヌニェスの2本で勝負を決めた。
昨季はリーグ戦36試合の出場で11ゴールを挙げたが、今季は前節まで15試合で2ゴールと苦しんでいた。GKアリソンは英BBCに「今季は得点があまり多くないと言えるが、彼は毎日、一生懸命に取り組んでいる」と語り、スロット監督は「彼は出場すると、いつも大きなインパクトを残す。エネルギーとパワーをもたらしてくれる」と殊勲のFWをたたえた。