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【阪神】青柳晃洋「勝負したい気持ちがお金を凌駕した」マイナー契約で年俸大幅減も/一問一答


阪神タイガースの青柳晃洋投手がポスティングシステムを通じてフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結びました。青柳選手はこの機会を「自分の野球がどれだけ通用するのか」試せるチャンスと捉え、新しい挑戦に意欲を示しています。年俸が大幅に減少する点については、挑戦や経験の重要性を優先した決断であると語りました。また、メジャーリーグでの活躍とフィリーズでの一員としての貢献を目指していることを強調しました。

フィリーズとのマイナー契約が決まり、インタビューを受ける阪神青柳(撮影・磯綾乃)

ポスティングシステムでメジャー移籍を目指してきた阪神青柳晃洋投手(31)が17日(日本時間18日)、フィリーズとマイナー契約を結んだ。同日に両球団が発表した。交渉期限はこの日午前7時。静岡で自主トレ中のサブマリンに吉報が届いたのは、締め切り間際の午前6時だった。15年ドラフト5位の入団からエース格にのし上がり、22年には投手3冠に輝いた右腕。ここ2年は苦しんだが、海の向こうでもメジャーでの活躍を目指してい上がる。

   ◇   ◇   ◇

青柳の一問一答

-マイナーからスタート

「ここ2年僕自身何もできていない感覚があった。その中で挑戦する意思を表明した時から、そこは視野に入っていたものです」

-年俸は昨季の推定2億1000万円から大幅減に

「それが当たり前だと思って選んでいます。リスクが分かっていて挑戦を表明したので、家族とも話し合ってそうなっています。お金よりも大切なものがあるのかなと。自分の中で挑戦したい、経験したいという気持ち、勝負したい気持ちがお金を凌駕(りょうが)した部分かなと思います」

-一番楽しみな部分は

「僕がプロ野球選手を9年間やって得たものがどれだけ通用するかとか、それが全然違う野球だったら向こうに合わせて変えていかないといけない。新しいことを発見できるチャンスかなと思っています」

-フィリーズの印象は

「本当にすごく強いチームで、メジャーでも有名な選手が多いチームだと思います。そこにしっかり自分も(戦力として)入れるように、常勝チームでそのピースに入れるようにという気持ちを強く持ってます」

-阪神の仲間も気にかけていた

「みんな気を使ってたのか、あまり連絡がなかったので。同期の(坂本)誠志郎がちょこちょこラインをくれて『どうなん? 決まった?』と気にしてくれていた。決まったという発表ができてよかったです」

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