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【阪神】フィリーズとマイナー契約の青柳晃洋「厳しい戦いだけど挑戦の年。楽しみ」思い明かす


阪神タイガースの投手、青柳晃洋(31)がフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、静岡県沼津市で取材に応じました。青柳はポスティングシステムでの移籍を決意し、契約締結前は不安もありましたが、マイナー契約に安堵した様子です。彼はこれまでのプロ野球選手としての成績を振り返り、新たな挑戦を前向きに捉えています。青柳は2月のキャンプに招待選手として参加し、メジャー昇格を目指します。学生時代からドラフトでの試練を乗り越えてきた青柳は、“また下からはい上がる”思いで、これからの挑戦に向けた意気込みを語りました。青柳は、過去2年間で自らの成績に不満を抱きながらも、新たな環境での活躍に期待を寄せています。

フィリーズとのマイナー契約が決まり、インタビューを受ける阪神青柳(撮影・磯綾乃)

フィリーズとのマイナー契約が決まった阪神青柳晃洋投手(31)が18日、自主トレを行う静岡・沼津市内で取材に応じ、挑戦への決意を新たにした。

「本当に厳しい戦いになると思いますけど、自分の中で挑戦の年だと思うので、新しいことに挑戦をしながら、勝負ができたらいいかなと思います」。報道陣に囲まれた右腕は、表情を引き締めた。

昨年12月にポスティングシステム申請の手続きを行い、交渉期限はこの日午前7時(日本時間)だった。「期限が迫ってくるにつれて『本当に行くところがあるのか?』とか、そういう不安は結構、ありました」。締め切り直前に届いた知らせに、少し安堵(あんど)の表情。「去年の成績が成績ですし、ここ2年僕自身何も出来てない感覚があった。自分が挑戦したい気持ちで行くので、ほんとマイナーでも契約してもらえたことにうれしく思います」と喜んだ。

青柳は帝京大から15年ドラフト5位で阪神入団。地道な努力を重ね21、22年に連続で最多勝、勝率1位。22年は最優秀防御率にも輝いた。「ドラフトも下位から入りましたし、また同じ気持ちでまた違う野球を経験できるのかなと思ったら、プロ入団した時の気持ちじゃないですけど、すごい楽しみが多いと思います」。新たな挑戦を心待ちにした。

まずは2月のキャンプに招待選手として参加し、まずはメジャー昇格に向けてアピールする。「あとは自分の実力だったり、そういう部分になってくるので、また下からはい上がるように頑張っていけたら」。青柳の新たな挑戦がスタートする。

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