阪神掛布OB会長が神戸市長田区で行われた「神戸震災復興フリーライブ ONE HEART~つなげよう未来へ~」に出演し、復興への思いを語った。阪神淡路大震災からちょうど30年が経過。「阪神淡路大震災が1つのお手本になるような復興だとか町づくり、建物よりも心の笑顔を忘れさせちゃダメなんだと思う。心の復興がすごく大切なんじゃないですか、町の復興と同時に」と力を込めた。さらに東日本大震災や能登半島地震の復興につなげることが大事だと強調。「30年だから分かることもある。次の震災が起きたところの復興には役立ててもらいたい」と願った。
球団も今年90周年を迎え、掛布氏は公式アンバサダーに就任。「90周年を盛り上げる意味もありますんで参加させていただきます。イベント事が多くあるんでそこで優勝するとすごくインパクトのある優勝になる」。OB会長としてサポートを約束した。【林亮佑】