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【ロッテ】中村奨吾が自主トレ公開「もう1度ゴールデン・グラブ取れるよう取り組む」二塁再転向


ロッテの中村奨吾内野手(32)が沖縄での自主トレーニングで二塁の練習に意欲を見せた。昨季は三塁で120試合に出場したが、過去に3度のゴールデングラブ賞を獲得した二塁に再挑戦する。中村は、距離感の調整やスローイングの違いに挑戦しながら、二塁への適応を実感していると語った。二塁のポジション争いでは、昨季90試合出場の藤岡裕大や小川龍成が対抗馬となる。中村は「もっとレベルアップして戻る」と決意を新たにし、攻守両面での活躍とキャリアハイを目指す。今年のキャンプまで残り約2週間、第一線でアピールし結果を求める考えを示した。

沖縄で共に自主トレをおこなう左から中村奨、勝又、上田(球団提供)

ロッテ中村奨吾内野手(32)が17日、上田希由翔内野手(23)や勝又琉偉内野手(20)らと沖縄で行う自主トレを公開し、取材に応じた。

昨季は1年間三塁を守り120試合に出場したが、今年はゴールデングラブ賞を過去3度受賞している二塁に再転向する。自主トレから本格的に二塁の練習を行うが「距離感が合わなかったりもあったんですけど、練習続けていく中でよくなってきたかなっていう感覚もある。取り戻して来ているのかなとは思います」と話した。「サードだと少し大きく投げることも多いですし、セカンドだとショートスローっていうのが多くなってくると思うんですけど、その中でスローイングでもっと楽に投げられるような感覚は少しあった」と昨年の経験が生きている。

昨季二塁で90試合に出場した藤岡裕大内野手(31)や大きく飛躍した小川龍成内野手(26)との定位置争いになりそうだ。「ただ戻るだけじゃなくて、もっとレベルアップして戻らないといけないと思う。もっと基礎練習を意識しながら、もっと良くなることはないかといろいろ考えながらやってます」と日々試行錯誤している。

チームの中心として、今年も攻守で活躍が期待される。「セカンドの守備で、もう1度ゴールデングラブ取れるように取り組んでいかないといけない。打たないと試合には出られないと思うので、そこは全体的に打率も打点もいろんな面で上げていかないといけない」と力を込めた

キャンプインまで約2週間。「個人としてはキャリアハイ目指してやっていくだけだと思いますし、レギュラーという立場でもないので、しっかりキャンプの初日からアピールしながら結果を出せるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

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